深谷薬局 養心堂
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527.体力は関係する?

日本の漢方では、体力がある人を実証、無い人を虚証と言っている。
中医学にはこの概念は無い。
そもそも体力のある人は病気になりにくいと思う。

中医学では、必要なものが足りないのを虚、余分なものがたまっているのを実という。
だから、そもそも虚と実は同時にある事が多い。

526.汚れの種類

体内に汚れがたまっている場合、汚れの種類によって治療方法は違ってきます。

代表的な汚れは
瘀血 血の汚れ
陳旧瘀血 古くなって固まった瘀血
痰湿 水、脂、繊維、糖などの汚れ
湿熱 痰湿に熱がこもったもの
血熱 血の汚れに熱がこもったもの
熱毒 細菌やウイルスなどによる激しい炎症

525.毎日の水分量

毎日、何リットルの水を飲むと良いか?
これが意外と難しい。
体重年齢、季節、生活環境、汗、尿の回数、食事
心臓や腎臓の機能によって違います。
「常温の水を飲んで美味しい時は水分不足」と言うも高齢の場合は当てはまりません。
飲む量を減らして飲む回数を増やすと良いでしょう。

524.ムカデとかサソリ

ムカデやサソリは中国ではよく使う。
主に痙攣に使う。
痙攣は内風と言って体内で風邪が暴れている状態。
内風を鎮める作用がある。
また、病気が長引いて邪気が奥の方まで入り込んでしまったような場合にも使う。
ただし、成分が熱に弱いので煎じには向かない。

523.ウコンは種類が色々

日本で売っているウコンだが、
ウコン 春ウコン 紫ウコンがあり、たまに川玉金というものもある。
これらはかなり違う。

中国では
主な生薬で、姜黄 欝金 莪朮 がある。
こちらは部位の違いも関係している。

そんなこんなで、ウコンと一口に言ってもどのウコンなのかよく解らない。攣がある

522.玉子の黄身の使い方

玉子の黄身は「鶏子黄」という名前で使われている。
薬引子(処方の利き目を良くする)の役割が強いようだ。
黄身だけ食べても多分駄目。

使われている処方の共通点としては
病気が長引いたり強い邪気で体力が消耗している
体内に虚熱がたまっている
不眠や落ち着かない状態で、時に出血や痙攣がある

521.腎の納気とは

酸素はミトコンドリアで消費され、エネルギーを作る。
これを中医学的に言うと、
肺から取り入れられた外気は、下って腎に収納される。
これを納気と言う。
腎の中には命門がある。
個人的には命門はミトコンドリアだと思っている。
だから命門の火が燃えてエネルギーになるのだ。

520.老化の原因、瘀血

老化と関わるのは腎と脾だけではない。
老化の原因の一つに、血液の汚れ、瘀血がある。
瘀血とかかわるのは肝と心だ。
この2つは、精神と関係があり、ストレスの影響を受けやすい。
だから、心を平常に保ち、ストレスに強くなる事が瘀血の防止、老化防止に不可欠だ。

519.老化は腎だけではない

中医学で老化は腎の衰えと考える。
だから中国人は腎をとても大切に考えている。
贈り物にも補腎のものをよく贈る。
だが、老化=腎 ではない。

脾の働きが悪くなると濁飲がたまりやすい。
この濁飲が老化を速めたり認知症の原因になったりしている。
だから、老化と脾の関係もとても重要だ。

518.夏の注意

夏は体内の熱をさますため、血管が広がり体表の血流が多くなります。
その分、内蔵に行く血流が悪くなり内蔵は冷えやすくなります。
このため、胃腸の働きは悪くなります。
冷たいものを食べる時は、少しずつ口の中で温めるイメージで食べて下さい。

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