深谷薬局 養心堂

漢方薬局 深谷薬局養心堂

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処方の名前

中医学の処方には色々と面白いネーミングがあります。 例えば「打老児丸」 100才を過ぎたお母さんが、自分の息子を叱って叩いている。 そんな様子のネーミングです。 息子も当然80才くらいでしょうか。 100才のお母さんが80才の息子を叩く。 なんとも元気になりそうなネーミングの丸薬ですね。

二至丸(イスクラ産業では二至丹)という処方は、女貞子と旱蓮草という2つの生薬で構成されています。
女貞子は冬至の時期に、旱蓮草は夏至の時期に収穫します。
ですから、冬至と夏至をあわせて二至と言う訳です。
収穫時期によって効き目が違って来るので、こだわりの意味をこめたネーミングです。

逍遥丸という処方があります。
また坪内逍遥という作家をご存知の方もあると思います。
逍遥丸の逍遥は日本語では「気ままにぶらぶら歩く」ですが、中国語は「束縛から離れて自由気ままに生きる」と言う意味で、どちらの意味でもストレスから開放される漢方というネーミングになります。ただ中国語の意味の方が強いですね。


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