深谷薬局 養心堂

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清熱薬

清熱薬は体の熱を冷ます作用のものです。
どの部位の熱をとるかをよく考えて使う事が大切です。
風邪やインフルエンザの初期などは、体表または肺経に熱があります。
この場合は、辛涼解表という方法で発散しながら熱をとります。
金銀花、連翹、薄荷などです。
体内に熱がこもっている場合は、肺、肝、心、胃、大腸、小腸、膀胱、胆などに分けて考えます。
脾と腎の熱は少ないですが、糖尿病などでは見られます。
肺に熱がこもる場合は石膏や枇杷葉をよく使います。
心の熱は黄連、苦参、肝の熱は竜胆、茵ちんなどをよく使います。
それぞれの臓腑には特徴的な働きがあるので、今、どの臓腑に熱がこもっているか正しく判断して、適切な処方を使って行く事が大切です。

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