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中医学の陰と陽
陰と陽は中国哲学の考え方で中医学にも広く取り入れられています。
陽は、明るい、暖かい、活動的などの状態を象徴しています。
例えば炎、太陽などは陽気が多いものです。
ただし、炎の中にも陰陽があり、太陽にも黒点があります。
ですので、何か1つのものだけみて、それが陰か陽かという事は決められません。
かならず2つのものを比較します。
例えば男女を比較すれば、男は陽で女は陰とります。
上と下を比較すれば、上側が陽、下側が陰となります。
内側と外側を比べれば内側が陰、外側が陽となります。
火と水を比べれば、火は陽、水は陰になります。
しかし、火の中にも陰が含まれていて、水の中にも陽が含まれています。
純粋な陽は、概念としては存在しますが、物としては存在しません。
純粋な陽の概念は「乾」で、純粋な陰は「坤」です。
どちらも八卦の中に含まれています。
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