深谷薬局 養心堂

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風熱と風寒

中医学の基本として、風熱には辛涼解表薬、風寒には辛温解表薬を使う。
辛味は、発散させる作用があるので、風熱と風寒どちらにも対応できる。
熱は冷やす必要があり涼薬、寒は温める必要があるので温薬を使う。
ただ、実際の臨床では、風熱と風寒が入り混じったような状態が良く見られる。
葛根湯や麻黄湯と銀翹解毒散をあわせて使う事が多いのだが、処方の主役は
麻黄 桂枝 銀花 連翹 の4つだ。
そこで、この4つを含む処方を検索してみると、驚く事に見当たらない。
勿論、すべての処方を検索出来る訳ではないのだが、少なくとも有名な処方にはない。
とても不思議だ。



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