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交感神経と副交感神経

自律神経失調症という言葉を良く聞きます。
これは交感神経と副交感神経のバランスが悪くなっている状態です。
中医学的には気の流れが滞っている気滞に属します。
緊張している時、ストレスのある時は交感神経が働きます。
交感神経が強く働き、それから開放されると副交感神経が強く働きます。
この時に血管が広がり偏頭痛がおこったりします。
この時、葛根湯は有効です。
またカフェインもとって良いです。
ただし、交感神経が興奮している時には逆効果になります。
大切なのは、交感神経と副交感神経のバランスを保つ事で、どちらかに偏りすぎない事です。
今どちらの状態にあるか判断するのは
交感神経が優位のとき  イライラしやすい 手足が冷える 口の中が乾燥 眠れない
副交感神経が優位の時 偏頭痛 手足が温かい お腹がすく 眠い リラックス
今の状態によってどのようにするか判断します。
お風呂については、
 少しぬるめのお湯に長時間はいるとリラックスして副交感神経が働きます。
 熱めのお湯に短時間入ると交感神経が働きます。
 解らない時はシャワーだけにします。
交感神経を興奮させるもの
 葛根湯 コーヒー 青色の光 ロックなどの音楽
副交感神経を興奮させるもの
 アルコール 黄色、赤の光 ゆっくりとしたジャズ
となります。
生活の中で上手に取り入れてみてください。

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