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漢方的に見た子宮と卵巣の違い
子宮も卵巣も妊娠には不可欠な臓器です。
ですが、漢方で治療する場合、少し考えが違います。
中医学では卵巣は腎の一部と考えます。
腎臓も腎ですが、中医学の腎はもう少し広い範囲を指します。
骨、頭髪、耳など老化にかかわる部分。
卵巣やホルモンなどは腎の受け持ちとなります。
ですから、卵巣を元気にする場合はやはり腎を中心に考える必要があります。
これに対して子宮は「血室」で、血の海と言えます。
ですから子宮を元気にするためには、まず血を増やす事が大切です。
また子宮は汚れがたまりやすい場所なので、うまく活血薬を使って血流を良くする事も大切です。
つまり、簡単に言えば
卵巣 腎の管理
子宮 血の管理
という方法になります。
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