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末梢血管抵抗
冬は末梢血管抵抗が高くなりやすい時期です。
血流計でみても、冬の時期は末梢血管抵抗値が高い人が多いです。
末梢血管抵抗値が高いという事は、細い血管の血流が悪いという事です。
原因としては
1.血管が硬い
動脈硬化の場合もありますが、多くは血管が収縮しています。
ストレス 冷え、痛み、運動不足などが考えられます。
気の流れを良くする漢方や、体を温める漢方などを使います。
2.血管が細い
生まれつき細い場合もありますが、血の量が少なくなっている事が多いです。
いわゆる血虚の状態で、血を増やす漢方を使います。
またエネルギー不足の状態で、血を押し出す力が足りない場合もあります。
3.血の汚れ
いわゆる瘀血の状態です。
瘀血を改善する漢方薬を使います。
末梢血管抵抗が上がると、手先足先の冷え、肩こり、頭痛、筋肉痛、生理痛、高血圧などになりやすいです。
また、末梢血管からおしだされた血が上にのぼり、のぼせの原因になる場合もあります。
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