タイトル一覧
肝気虚は本当は多い
肝気虚は中医学の教科書にはあまり載っていません。
しかし、実際の臨床ではとても多いものと思っています。
具体的な症状は
朝、起きられない
学校や仕事に行きたくない
体がだるい
朝、お腹や手足の痛みがあり昼くらいには良くなる
落ち込みが多いが時にイライラ
などです。
昼くらいになると元気になるのが特徴です。
肝が胆に影響すると、不安感、落ち着かない、物音に驚きやすいなどの症状が出ます。
また心に影響して不眠や動機になる事もよくあります。
脾に影響して、腹痛、下痢になる事もよくあります。
肝鬱気滞と症状が似ていますが、肝鬱気滞は実証なのにたいして、肝気虚は虚証になるので使う薬も違います。
次のページ
トップページに戻る