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免疫は強い方が良いのか?
免疫が強いと、風邪をひかない、ガンにならないなど良い事が多いように思える。
しかし、実際はそうではない。
免疫は強すぎても弱すぎても良くないのだ。
免疫が強すぎると体内で炎症が起こりやすくなる。
体内にウイルスが侵入した時に、激しい反応がおこり、高熱で意識が朦朧とする。
では免疫が弱い方が良いのかと言うとそうでも無い。
免疫が弱いといつまでたってもウイルスが出ていかない。
病気が長引くのだ、
体に負担が少ない強さで、しっかりウイルスを駆除するのが良い。
免疫が弱い場合は漢方では補気薬を使う。
風邪の初期に補気薬を使うと、免疫が強くなりすぎて、高熱が出たり、体がしんどくなったりする場合がある。
だから風邪の初期は去風薬といって、免疫のバランスを整える作用のものを使う。
去風薬は免疫を整える作用があるので、アレルギーにも有効だ。
漢方の風邪薬とアレルギーの薬は同じ事が多い。
風邪の初期で、免疫がとても弱っている場合は勿論補気薬を使って良い。
なんでもバランスが大切なのだ。
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