深谷薬局 養心堂
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507.脱水と津液不足

脱水と津液不足は根本的に違う。
脱水は一時的な、細胞外の体液不足。
津液は、水だけでなく栄養を含んだ水。
細胞外だけでなく細胞の中にもある。
津液不足は慢性的なもので、水を飲んでも解決しない。
津液を補う漢方や食物が必要だ。

506.植物の不思議

植物は虫に葉っぱを食べられると、これ以上食べられないように張っばの中に毒素を合成するらしい。
これはおそらく、毒素を作る遺伝子を隠し持っていて、虫に食べられるとスイッチが入るという事ではないか。
だったら初めから毒素を作るようにしておけば、虫に食べられなくてすむ。
ただ、もしすべての植物がそうして、虫がいなくなれば植物も受粉させてもらえなくて困るだろう。
地球上の生物は助け合い、牽制しあい、バランスをとっているのだ。

505.中医学の治療

中医学の治療は
1.気血津液の流れを整える
2.余分なものは取り除き、足りないものは補う
3.臓腑と陰陽のバランスを整える
最終的にはこの3つになるのではないでしょうか。

504.学校に行けない

朝起きて学校に行けない、会社に行きたくないなどの相談がとても多くなっています。

原因は様々ですが、ストレスや天候の変化による自律神経やホルモンバランスの乱れが多いようです。
自律神経やホルモンバランスは中医学的に気の流れの問題と考えます。
これを気滞と言います。
気滞が原因で臓腑のバランス血や水の流れが悪くなっているのが原因です。
気血水の流れを整え、臓腑のバランスを保つ事が大切です。

503.左右の脈

左右の脈を比べて、どちらかが弱い事があります。
右が弱い人より、左が弱い人の方が多いです。
左手は心臓に近いのですが、その分、動脈のカーブがきつくなり、流れにくくなるのではと思います。

502.冷えの種類

冷えの場合、体の中から冷えるのと、手足が冷えるのではメカニズムが違います。
体の中から冷えるのは、熱を作る力が不足している場合で、陽虚が多いです。
手足が冷えるのは、気滞とか血瘀で血流が悪い場合です。
舌の色、脈、口渇などで区別できます。

501.ひえのぼせ

「冷えのぼせ」の原因は骨盤内の瘀血が原因の事が多いです。
骨盤に瘀血がたまると、心臓からの血液の流れが骨盤を通りにくくなり、足が冷えます。
骨盤を通れなかった血液はUターンしてのぼせになります。

500.内風

中医学の考え方として内風があります。
体の中に、風という邪気があばれて、めまい、震え、しびれ、痙攣などを起こすというのです。
治療としては、熄風(そくふう)のものを使います。
白僵蚕(蚕が病死して白くなったもの)、全蝎(サソリ)、地竜(みみず)などです。
聞くと恐ろしげですが、大丈夫です。

499.体にあった漢方

体にあった漢方は美味しく感じるという説がある。
ただ、私たちの味覚はそんなに野性的ではなと思う。
むしろ良薬口に苦しではないかと思う。

498.体と用

中医学では、臓器そのものを「体」と言います。
これは目に見えるもので、陰に属します。
臓腑の働きを「用」と言います。
これは目に見えないもので、陽に属します。
体と用は、同じ場所にあるとは限りません。
脳の体は髄海で、腎の一部です。
ですが、脳の用は、主に心にあります。

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