目次形式に切り替える497.五臓の働き
五臓の働きを五行にあてはめて考えるようになった頃、まだ脳というものが正しく認識されていませんでした。
ですから、脳の働き、つまり考える事は主に心の働きと考えました。
ただ、心以外にも、肝には魂、肺には魄、脾には意、腎には志があるとして、脳の働きを五臓に分担させました。
496.耳鳴りと当帰芍薬散
耳鳴りにも色々な種類がある。
血虚の耳鳴りもあるけど、肝火上炎や肝陽上亢の場合もある。
痰湿や脾虚のタイプも多い。
最近、耳鳴りに良いという漢方の宣伝をみる。
名前は色々でも、中身は当帰芍薬散という成分の事が多い。
当帰芍薬散で効果が出るのは血虚タイプ。
全部のタイプの耳鳴りが治るわけではない。
495.どくだみとジュウヤクは同じもの
日本の法律は少しおかしい。
「ジュウヤク」と「どくだみ」は同じもの。
ただ、ジュウヤクは医薬品で消費税は10%です。
用法用量を守って飲む必要があります。
どくだみは食品で、消費税は8%です。
食品なので用法用量は自己責任です。
これは、どくだみだけでなく、他にも色々なものがあります。
494.傷寒論、すごすぎ
今から2000年も前に書かれた傷寒論。
紙も不及しておらず、竹簡に書かれていた。
その中の処方は今でも現役バリバリで使われている。
その間、中医学が発達しなかった訳ではない。
傷寒論がすごすぎるのだ。
今までどれだけの人を救って来たか考えるとノーベル賞を10個あげても足りないくらいだ。
493.命門は場所より機能
命門が何処にあるか議論されて、未だに結論が出ていません。
右腎が命門だとか両方の腎の中間にあるとか、太極図のあの白と黒の◯が命門だとか色々な説があります。
私は命門はミトコンドリアではないかと思っています。
しかし、大切なのは命門の働きであり、場所はあまり重要では無いという事です。
492.老中医
中国ではすぐれた漢方医を老中医と言いますが、昔の老中医は、オーラというか何か他をよせつけない物があります。
その一つが字です。
老中医の書く処方箋は、墨で筆書きでしたが、額に入れて飾りたいようなものでした。
字の下手な私は、ああ、私はとても老中医にはなれないと思いました。
491.理論と実践
中医学は、理論どおりに行かない事がよくあります。
そんな時は実践から学ぶ必要があります。
たとえば、風熱と風寒が同時にある場合です。
こんな場合は、迷わず葛根湯と銀翹散を併用します。とが大切。
490.漢方を飲む時間
漢方薬を空腹時に飲むと吸収が早く血中濃度が早く上がる。
このため効き目を感じやすい。
ただ分解されるのも早い。
食後に飲むと食事とともにゆっくり吸収されるが効いている時間は長い。
風邪や頭痛などすぐに治したい時は空腹時に飲む必要があるが体質改善の場合は時間より続けて飲むことが大切。
489.中医学はバランス感覚
中医学で一番大切なのは、バランス感覚。
陰の中に陽があるし、陽の中にも陰がある。
温めるだけでなく、冷やすだけでない。
◯でもない、✕でもない。
すべて△だ。
学校のテストもこうなるなら、私はきっと満点とれるだろう。
混沌としたものを細かく分析せず、混沌としてとらえるのが良いのだ。であばれまくるのです。良いでしょう。
488.附子で火を消す
温める作用が最強と言える生薬は附子ですが、この附子でなくては消せない火があります。
みんな説明に困って色々な理論を考えました。
どの理論にもわりと共通するのが、この火はもともとは腎の中にあった良い火だと言う事です。
それが腎から出て体中であばれまくるのです。良いでしょう。
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