目次形式に切り替える487.口内炎に補中益気湯
口内炎に補中益気湯を良く使います。
補中益気湯は温める処方です。
このように炎症があるのに温める漢方を使う事がよくあります。
炎症は火ですが、温めると良くなる火もあります。
この不思議な火について、中医学では、いろいろと議論されて来ました。えなので一応、頭に入れておくと良いでしょう。
486.人参と大根
朝鮮人参は大根との相性が良くありません。
大根の中の酵素が薬効成分を分解してしまうと言うのです。
昔は朝鮮人参の配合された漢方には大根と一緒に服用しないという注意書きがありました。
今はほとんど気にされていません。
ただ、昔からの言い伝えなので一応、頭に入れておくと良いでしょう。
485.中医学クイズ 第5問
風邪でちょっとぞくぞくする時に桂枝湯を使いますが、原典によれば、その時に一緒に行う事はどれでしょうか?
484.中医学クイズ 第4問
中医学で「大根を食べると朝鮮人参の効果が弱くなる」説があります。
この説について、正しいものはどれでしょうか?
483.中医学クイズ 第3問 張仲景の名言
漢の時代の名医、張仲景の名言は次のうちどれでしょうか?
482.中医学クイズ 第2問
葛根湯を飲まない方が良いのはどれでしょうか?
481.中医学クイズ 第1問
太極図
図のようなものを太極図と言います。
白は陽、黒は陰を表しています。
では、黒の中に白い◯があり、白の中に黒い◯があります。
この意味は次のどれでしょうか?
480.中医学講座 陰と陽の関係 その3
陰と陽は相対的なもので、2つのものを比べて初めてどちらかが陰、どちらかが陽となる。
では、絶対的な陽とか、絶対的な陰というものはあるのだろうか?
中医学では、そういう物は存在しないと考える。
概念としての純陰や純陽はある。
しかし、この世の中にそういう物は存在しない。
あくまでも、理論、概念、頭の中だけのものなのだ。
水は冷たいし、陰の代表だが、冷たくても温度はある。
分子が動かなくなると考えていた絶対零度の中でも、分子は少し振動している。
動きがあるので、純粋な陰とは言えない。
火は温かいが、中には水蒸気のようなものも含まれている。
つまり火の中には水分が含まれているのだ。
陰と陽の概念のあいまいさは、中医学にとって大切なものなのだ。
生薬には体を温めるものと体を冷やすものがある。
体を温める生薬だけ集めて、体を温める処方を作るのは簡単だ。
しかし、本当に良い処方、長く伝わる処方は、陰の中に陽があり、陽の中に陰がある。
温める薬の中に少しだけ冷やす薬をまぜてバランスをとっているのだ。
単純に◯や✕ではなく、+や―でもない。
この曖昧さが西洋医学に無い特徴なのだ。
479.中医学講座 陰と陽の関係 その2
般若心経
色不異空 空不異色
色即是空 空即是色
色は目に見えるもの。物質。
空は、目に見えないもの、エネルギー。
そう考えると、これは相対性理論そのものです。
物質とエネルギーは異ならない。
物質はエネルギーであり、エネルギーは物質である。
すごいですね。
こんな昔にアインシュタインと同じ発想をする人がいたとは。
中医学にもこの思想は取り入れられています。
陰陽互根
陰と陽はもともと一つのもの「太極」から派生したもので、もともとは同じものだった。
そして、お互いを牽制しあい、助け合い、時に陰から陽になったり陽から陰になったりします。
さらに陽に中に陰があり、陰の中に陽があります。
このような、わけがわからな摩訶不思議なものが陰と陽なのです。
◯✕式のテストで、全部△をつけたらどうなるでしょう。
多分、0点ですね。
でも中医学では、これは満点です。
この曖昧さが、実は中医学の醍醐味なのです。
478.中医学講座 陰と陽の関係 その1
陰と陽は、敵どおしなのでしょうか?
それとも味方どおし?
陰と陽は、どちらか一方が強くなりすぎないようにお互い見張っています。
体の中に火と水があり、どちらかが強くならないようにバランスをとっていると考えて下さい。
というと、敵どおしのようにも思います。
しかし、陰と陽はお互いに助け合っているのです。
さらにもっと言うと、陰が無いと陽は存在できなく、陽が無いと陰も存在できないという事なのです。
季節の変化を見ると、春と夏は陽です。
秋と冬は陰です。
陽は陰になり、また陽にもどる。
このようにグルグルと永遠に繰り返していきます。
その中でも、陰の強い年とか、丙午のように陽気が強い年があります。
でも、結局はバランスをとっているのです。
一日の中も同じで、昼と夜を繰り替えています。
この現象を中医学では「陰陽消長」と言います。
大切な概念なのでぜひ覚えてください。
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