心臓と心の関係
中医学では、内蔵を肝・心・脾・肺・腎と考えこれを五臓と言います。
そうすると、脳がありません。
脳は何処に行ったのでしょうか?
脳は心の中にあります。
えっ、脳は心臓の中にあるの?
中医学は、目に見える物体よのも、目に見えない働きを重視します。
脳の働きは、意識であり、こころ です。
この働きは心の一部と考えています。
不安だと心臓がドキドキしてきます。
これは脳と心臓が深く結びついている証拠です。
西洋医学は解剖学です。
中医学は解剖学にもとづいていません。
だから心がどこにあるかはあまり重視していないのです。
そして、肝は解剖学では右ですが、中医学では左にあると考えます。
これを不合理とか間違っていると考えてはいけません。
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