めんげん
漢方で、めんげんという言葉があります。
漢方を飲んで、めんげんが出た、などと言います。
メンゲンは、体内の毒素や病気のもとを体外に追い出そうとする時の反応です。
色々ですが、頭痛、皮膚のかゆみ、発疹、下痢、多尿などが考えられます。
ただし、どれもそれほど激しいものてはなく、我慢できるもので、時に爽快感があります。
感覚的に、体が頑張っている感じがあります。
飲み始めて、比較的すぐにおこり、長くても2-3日です。
江戸時代などに、非常に強い漢方で一気に邪気を追い出そうとする方法がありました。
その場合は、強いメンゲンが起こる事がありました。
しかし、今はそんなに強い使い方はしません。
ですから、メンゲンが起こる事はほとんどありません。
またあっても、わずかです。
メンゲンとまでは言えないですが、漢方を飲み始めてしばらく、便の匂いが強くなった、黒い便が出る、尿が濃い、匂いがある、などの反応があります。
これは体内の毒素、特に瘀血が尿や便から出ている状態です。
ブログ一覧に戻る