正気と邪気の戦い
中医学は昔からある医学です。
昔は、レントゲンも血液検査もありません。
血圧計、体温計すらありませんでした。
また、顕微鏡もなかったので、ウイルスはもとより細菌の存在もわかりませんでした。
しかし、目に見えないけど、何かがあるという事は感じていました。
こうした目に見えないけども働きがあるものを「気」と名付けました。
そして気を良い気と悪い気の2つに分けました。
良い気を正気、悪い気を邪気という名前にしました。
すべての病気は正気と邪気の戦いと考えました。
正気が邪気より強ければ、病気にならないか、なっても治っていきます。
もし、邪気の方が強いと病気は進行します。
ですから、中医学は、正気を助け、邪気をやっつける。
とてもシンプルです。
正気を助けるスーパーマン、それが漢方薬なのです。

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