毛豆腐という奇っ怪な食べ物
珍味と呼ばれるものは発酵食品が多い。
発酵する事でタンパク質が分解されアミノ酸に変わる。
アミノ酸は代表的な旨味成分だからだ。
ただ、発酵と腐敗は紙一重。
食べられるか食べられないかの違いだけだ。
だから発酵食品は強烈な匂いを発するものが多い。
臭豆腐はご存知だろうか?
台湾などでよく見かける豆腐を発酵させたものだ。
名前のとおり、かなり強烈な匂いを発する。
しかし、他の発酵食品同様、好きな人はやめられない。
この臭豆腐をさらに強烈にしたのが毛豆腐。
「舌尖上の中国」と謳い文句のこいつは見た目から手強い。
豆腐らしきものの表面に3センチほどのカビのようなものがびっしりと。
表面が解らないくらいびっしりと。
さらにそれがそよそよとなびいている。
お餅を100年くらい放置するとこのようになると思う。
これを食べるのはかなり勇気が要る。
食べてみたところ、豆腐と納豆の中間のような味で、慣れればそれなり美味しいかも。
さてさて、皆さん、毛豆腐がいったいどのような物かぜひ一度ネットで検索して画像を見てください。
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