補うもの、きれいにするもの
漢方には、足りないものを補う作用の補薬があります。
補う薬ばかり使っていると、元気にはなるのですが気の流れが悪くなってイライラしたりする事があります。
このような場合は気の流れを良くするものを少し併用していきます。
温める薬ばかり使っていると、体は温まるのですが、熱がこもって来る事があります。
このような場合は少し熱を発散させるようなものを併用します。
汚れを綺麗にする漢方薬も沢山あります。
汚れが綺麗になると、体が軽くなります。
それでも疲れがとれない場合は、何か足りないものがあると考えて補薬を併用します。
このように、中医学は体の中の色々な状態を考えて、足りないものは補い、流れが悪いものは通りを良くし、余分なものは掃除します。
体は嫌でも老化していきます。老化を遅らせる為には体のメンテナンスが必要です。
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