漢方の需要
漢方の需要は私が漢方を初めた頃と比べて随分と変わってきた。
漢方を初めた頃は、病院で治らない難しい病気の人が漢方に頼る事が多かった。
例えば重症の慢性関節リウマチ。
痛み以外にいくつかの関節が変形している事が多かった。
また、アトピー性皮膚炎。
アトピー性皮膚炎の方は今でも相談があるが、当時は今とは比較にならないくらい重症の方が多かった。
C型肝炎もとても多かった。
こういう相談は今は少なくなった。
病因の治療が進歩したというのが一番の理由だろう。
最近の漢方相談は、ストレスによる体調不良、不眠、朝起きられないなどが多い。
また、生活習慣病の改善と予防の相談も多い。
漢方が難病の治療から、予防医学の一貫にシフトしている感じがある。
確かに、病因の治療は血圧が高いなら降圧剤、コレステロールが高いならコレステロールの薬といった対症療法が多い。
これらのものも重症なら必要だけど、それ以前にやはり漢方や食事、運動などで体調管理をする事が大切だと思う。

ブログ一覧に戻る