不登校
最近、子どもが学校に行けなくなったという相談が増えています。
コロナの流行と関係がある様に思っていたのですが、それだけでは無いようです。
学校でいじめにあっているなどのはっきりした原因がある場合もありますが、
そうで無い場合の方が多いようです。
症状は胃腸の症状が多く、お腹が痛くなる、吐き気、トイレに行きたくなるなどの胃腸の症状が多いようです。
他には頭痛、めまいなどもよくあります。
朝起きるのが苦手で、昼ころまで寝ている場合もあります。
午後からは比較的元気で、休みの日も問題ありません。
本当にお腹が痛いの?と思う事もありますが、仮病という分けではありません。
「学校に行きたくない」という人だけでなく「学校には行きたいのに行けない」という場合もあります。
漢方的に考えてみます。
学校に行く事がストレスになり、心(しん)が影響を受けます。
この状態を心神不寧(しんしんふねい)と言います。
比較的強いストレスを受けた時に、心が安定しない状態です。
不安感が強くなり感情のコントロールがうまく行かなくなります。
心神不寧の状態は肝鬱気滞(かんうつきたい)を引き起こします。
肝鬱気滞は自律神経が不安定な状態です。
自律神経は胃腸をコントロールしていますから、肝鬱気滞で一番多いのは、腹痛、吐き気、下痢、食欲不振などです。
この場合、胃腸の検査をしても異常が無い事が多いです。
漢方を使う場合、心神を安定する養心安神の漢方、そして気の流れを調整する疎肝理気の漢方を使います。

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