元気の意味
「お元気ですか?」と何気なく使っていますが、元気の意味はなかなか難しい。
まず気には、正気と邪気があります。
正気は体に必要な気、邪気は病気の原因になる体にとって不必要な気です。
正気には沢山の種類があります。
たとえば、体を守る衛気。
元気も、正気の一つです。
張錫純は「元気は腎に根基し、肝で萌芽し、脾で培養され、胸中の大気に貯蔵され全身に運ばれている」と言っています。
元気は原気とも言います。
元陰と元陽をあわせたもので、父母からもらった先天の気が飲食より栄養される後天気で滋生される。
また原気は「腎に発源し、丹田に蔵し、三焦の道をとおって全身に到達する。五臓六腑など一切の機関組織の活動を推し動かし、生化動力の泉源である」とも言われています。
こうしてみると、ますます訳がわからなくなってしまいます。
ただ、とにかく体にとって必要なものである事は確かです。
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