卵胞と卵子
卵胞と卵子を混同されている方がかなりあります。
「エコーで見てもらって、直径が20ミリと言われました。」
この時の20mmは卵子ではなくて卵胞です。
卵子の直径は0.17mmくらいで、ぎりぎり目に見える大きさです。
さて、卵胞は大きくなる時にさかんに細胞分裂しています。
ですので、しっかりと栄養や血流を管理していくと良い卵胞が膨らんでくる可能性があります。
これに対して卵子はお母さんのお腹の中で作られて、細胞分裂はしていません。
ずっとー、何十年も眠っているのです。
では、いつ目が覚めるかというと、排卵の前の日くらいです。
排卵の前の日にはLHが上がります。
この刺激で卵が眠りから覚めて、減数分裂を再開します。
その時に、少しでも良い環境を整えておけば、眠りから覚めた卵子も元気に分裂していくはずです。
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