多嚢胞卵巣と糖化
多嚢胞性卵巣の一部の方には糖代謝の異常がある場合があり、インスリン抵抗性が高くなります。
このようなケースでは、卵子の糖化が進む可能性があり、食事に十分に注意する必要があります。
具体的には、糖質の制限ですが、糖質といのはデンプンも含みます。
ごはん、パン、麺類、イモ類、カボチャなどのデンプンは分解されて糖になります。
ですから、これらのものを減らす事は重要です。
ただし、糖質はエネルギー源です。
しかも燃えればカスがのこらないクリーンなエネルギーです。
ですから、糖質はとった分だけちゃんと燃焼される事が大切です。
一番簡単なのは、午後3時以降はなるべく糖質をとらない事です。
特に、夕食後や寝る前などにお菓子類を食べている方は要注意です。
ただし、多能性卵巣の方すべてでインスリン抵抗性が高いわけではありません。
本当はしっかり検査をすれば良いのですが、検査をされている所は少ないようです。
また逆に多嚢胞性卵巣でない方でもインスリン抵抗性が高い方もあります。
このような方は糖質制限をする事で卵子の質がよくなる可能性があります。
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