投稿者 深谷薬局養心堂
回答先: 神経痛に効く漢方について 投稿者 おくと
この中で、冷え性のタイプの神経痛として考えるなら桂枝加述附湯か五積散になります。
ただ、漢方の考えとしては、痛いから痛みを止めるというのではなくて、なぜ痛みが起こるかを考える事が大切です。
神経痛などの痛みは痺症と言います。
風とか寒、湿などの邪気が体内に侵入しておこります。
ですから、これらの邪気を追い払う事が必要です。
寒が強いと痛みが強く、湿が強いと重だるい感じが続きます。
また、風が強いといたい場所が動き回ります。
これらの邪気が体に入り込む原因としては、体を守る衛気の不足があります。
衛気は、肺、脾、腎の働きと関係します。
また、体の中に血液の汚れや、汚れた水、脂などがあると、気血の流れが悪くなり邪気の被害を受けやすくなります。