投稿者 深谷薬局養心堂(あんずむら)
回答先: たびたびすみません。 投稿者 みーこ
一緒に溶かしてのんでもかまいません。
ただ、漢方のメーカーによって、お湯に溶けやすいものと溶けにくいものがあります。
花粉症の治療については、一冊の本になってしまうくらい複雑です。
まず、症状がひどい時は症状を緩和する漢方薬を使います。
よく使うものは、
「小青龍湯」透明な鼻水くしゃみ
「五虎湯」痒み、せき、喉の渇き
「辛夷清肺湯」色のついた鼻水、熱感
「鼻淵丸」鼻水が多く、くしゃみは少ない、匂いなどわかりにくい
「葛根湯加川きゅう辛夷」鼻つまりがひどい
「銀翹散」目の痒みがひどく、肌荒れやのどがいがらっぽいなど
などです。
こちらは、体質よりは症状を重視して処方を決めますから、比較的単純です。
ただ、あまり長期飲む事はお勧め出来ません。
症状が緩和されている時には体質改善をします。
体質改善の場合、気血水の流れを考え、さらに臓腑の働きを考えてお薬を決めていきます。
この場合、体質に応じて、百種類以上もの組み合わせが考えられますので、ちょっとここには書ききれません。