投稿者 養心堂
回答先: Re: 多汗症は治りますか? 投稿者 プリン
: はじめまして。私は15歳のもう高校生になる女のこです。
: 私も多汗症でなやんでます。でも絶対に多汗症は治らないと思っていたので
: このようないろんな情報を知れてよかったです。
: 私はみんなより手に汗をかくりょうが多いです。
: 手もつなげないし紙をもったりするのもいやです
: 養心堂さんと私は似ていてすぐ私は顔が赤くなります
: これは直らないのでしょうか?
: 私は体ににもコンプレックスがあり顔が赤くなるという事も
: コンプレックスの一部です。
手の汗は、特に緊張した時に出る事が多いようで、この意味では熱いときに出る体の
汗とは少し意味が違っています。
手のひらの汗腺の数は生まれつき多い人と少ない人があります。
これは、薬を飲んで数が減るというものではないのです。
しかし、いくら汗腺が多くても24時間汗をかきっぱなしという事はないはずです。
ストレスに強くなり、緊張しないような体質になれば、手の汗はかなり減るはずです。
この状態が続くと、汗腺も退化していき、汗が出にくくなってきます。
このようにするためには、自律神経の安定を考える事が大切です。
顔があかくなるのも、自律神経の働きです。
自律神経を安定させる漢方薬は沢山あります。
ですから、一度相談に行かれてみたらどうでしょうか。
また、生活の中で気を付けることは、イライラしない事。慌てない事。ストレスを
ためない事。適度な運動をする事。寝る時間に気を付ける事。
コーヒー、紅茶、緑茶などカフェインを取りすぎない事です。
手の汗はどちらかというと、年令とともに減っていく傾向があります。
若い頃は、手の汗が多くて困ったのに、年令か多くなってくると、今度は乾燥して
困るようになったりします。
手が乾燥すると、紙がすべってめくれなくなり、紙を多く使う仕事だと困ります。
冬になると、特に乾燥して、ざらざらになります。
もっとひどいと、手がバリバリに割れて、痛くて、血が出る人がいます。
こういう人から見れば、汗が出るのは羨ましい事です。
それぞれ、人間の体には、いい点もあれば、悪い点もあります。
欠点があるのが当たり前です。
完全な人はいないはずです。
どうか、欠点のある自分の体を好きになって、大切にしてください。