投稿者 養心堂
回答先: 性感染症 投稿者 プ~さん
私は、漢方が専門なので、西洋医学はあまり詳しくありません。
抗体というのは、体内に入ってきたウイルスや細菌をやっつけるために、体が作り出す
ものです。
ある菌が体内に進入した場合に、その菌に対する抗体が出来ます。
この抗体は、普通は体内には存在しないものです。
ですから、ある菌に対する抗体が体内にあるという事は、その菌が体内に進入したという
事になります。
これが抗体検査の意味です。
さて、抗体は、その菌をやっつけるものです。
もし、その菌が抗体によって死滅しても、しばらくの間抗体は体内に残ります。
どのくらい残るかは、菌の種類によって違います。
例えば、はしかなどは、一生抗体が残ると言われています。
クラミジアの抗体がどのくらい長く体内に残るかは、私はよく知りません。
これに対して、菌そのものの試験を抗原試験と言います。
抗原がマイナスという場合は、菌が発見されなかったという事です。
しかし、発見されないと言うことと、菌がいないと言うことは、必ずしも同じでは
ありません。
検査の精度の問題や、たまたま発見されない事もあります。
このあたりは、西洋医学の問題ですので、出来れば西洋医学に詳しいホームページなど
で調べてみて下さい。