投稿者 深谷薬局養心堂
回答先: 漢方の飲み合わせについて 投稿者 いちご
飲み合わせ的な意味では問題ありません。
ただ、杞菊地黄丸がいちごさんの体質にあっているかはここでは解りません。
杞菊地黄丸は、肝と腎の陰を補う働きがあります。
子宮や卵巣は腎の一部で、目、自律神経などは肝の一部です。
ですから、不妊症の治療などには杞菊地黄丸を良く使います。
ただし、杞菊地黄丸は、陰を補う力(栄養や潤い)はありますが、陽を補う力(あたためる力)はありません。
このあたりを考慮して、体質や状況に応じてお薬を使っていく必要があります。
また、周期療法の場合は、杞菊地黄丸は低温期に使い、星火逍遥丸は高温期に使うなどの方法もあります。
周期療法でも、どの時期にどの漢方薬を使うかは、その人、その人の体質などを考えて選んでいきます。