投稿者 深谷薬局養心堂(あんずむら)
回答先: 荊芥連ぎょう湯と柴胡清肝湯の違い 投稿者 希
どちらも一貫堂という日本の流派で良く使う漢方です。
荊芥連翹湯も柴胡清肝湯も、解毒症といわれる体質に用いています。
解毒症という体質は、やせ形で、皮膚が浅黒く、カサカサしていて、扁桃腺が腫れやすく、腹直筋が緊張していて、お腹を触るとくすぐったがります。
小さい頃は、中耳炎などを起こしやすく、アレルギー体質の場合が多いものです。
これらの場合は、子供と大人、関係なく使います。
どちらの処方もとても良く似ていますが、荊芥連翹湯はやや皮膚の痒みに適していて、柴胡清肝湯はやや扁桃腺とか喉の腫れとかに適しています。