投稿者 深谷薬局養心堂(あんずむら)
回答先: 多汗症 投稿者 るり
ストレスは、漢方的には気の流れと関係があります。
気とは、目に見えなくて働きがあるものの総称で、例えば、自律神経、ホルモン、免疫などです。
これらのバランスを気の流れと言っています。
気の流れが悪くなると、水の流や血の流れも悪くなります。
足の裏の汗は、気と水の流れが悪い時に多いです。
このような場合は、少し気の流れを改善するような、例えば、柴胡桂枝乾薑湯、とか桂枝加龍骨牡蠣湯を使います。
また、それ以外でも疲れがたまった時にもおこります。
これを気虚発熱といいます。
この場合は、補中益気湯とか黄耆建中湯を使います。
また、血液の汚れが原因で、血流が悪い時でもこのような事がおこります。
この場合は、血腑逐於湯などをよく使います。
足の汗といっても、色々な原因がありますから、やはり一度、漢方に詳しいお店などでよく相談する事をお勧めします。
お近くに良いお店が無い場合は、当店のインターネット漢方相談をご利用下さい。