投稿者 深谷薬局養心堂
回答先: Re: 当帰芍薬散 投稿者 モコ
流産の原因は沢山あります。
漢方的には、虚と実があります。
虚は、必要なものが足りない場合です。
例えば、気(エネルギー)の不足、血の不足、腎精の不足などです。
腎精とは、簡単に言えば黄体ホルモンの不足などです。
実は、余分なものが多い場合です。
これには、淤血(よごれた血)、湿熱(よごれて熱をもった水)、痰湿(汚れた水や脂)、気滞、火などです。
現代医学的には、「抗体」などが考えられます。
このように、充分に体質を考えて使い分ける必要があります。
気血が足りない人が長期間、大量の桂枝茯苓丸を飲むと流産の可能性があると言われていますので、気をつけて下さい。