投稿者 深谷薬局養心堂
回答先: 周期療法 投稿者 みずな
排卵が無い場合は、まず排卵させる事から始めます。
一般的に排卵が無い場合、次の5つのタイプに分けて考えます。
視床下部型
脳下垂体型
卵巣機能低下型
多嚢胞性卵巣型
高プロラクチン血症型
です。
これは、やはり病院などでホルモン検査をする必要があります。
排卵しない場合は、西洋医学的な原因も考慮して漢方薬を選ぶ事が大切だと思っています。
それぞれのタイプで、その人の体質を考えて、まず全体的な体質改善を1-2月行います。
これは、漢方的に考えて足りないものは補い、余分なものは取り除くという方法です。
基礎体温に少し変化が出てきて、おりものが増える、下腹がチクチクする、少し出血するなどの症状が出てくると排卵の兆しです。
この時に、少し排卵を促進するものを加えます。
そうすると、排卵する事が多いです。
2-3月、排卵したら、最後に周期療法で、基礎体温を調えます。
やはり、排卵していない場合は、高温期と低温期がありませんから、周期療法以前の問題になると思います。
これは、私の方法、考え方です。
お店ごとに経験や考え方に違いがあり、やり方にも違いがあると思います。