深谷薬局 養心堂

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Re: 当帰芍薬散



投稿者 深谷薬局養心堂(あんずむら)
回答先: 当帰芍薬散 投稿者 もも
日本式の漢方ですと、当帰芍薬散は体力の無い虚証に使います。
桂枝茯苓丸は体力のある実証に使います。
ですので、普通は併用する事はありません。

中医学では、当帰芍薬散は、冷えがあり、血の不足があり、水の流れが悪い場合に使います。
桂枝茯苓丸は、血の汚れがあり、冷えのぼせがある場合に使います。
血の不足(虚)と血の汚れ(実)が同時に存在する事は考えられます。
ですので、状況に応じて併用する事もよくあります。
大切なのは状況に応じて使うという事です。




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