投稿者 養心堂
回答先: 特発性血小板減少性紫斑病 投稿者 たか
血液の病気ですと、再生不良性貧血の人は結構多いのですが、血小板減少性紫斑病の方は
まだ相談を受けた事はありません。
血小板減少性紫斑病は、中国の漢方の雑誌などではよく取り上げられています。
血を補う補血薬と、気を補う補気薬を中心につかっているようです。
漢方は、西洋医学的な病名はあまり関係ありません。
漢方は、3000年も前から、いろいろな病気を治して来ました。
そんな昔は、今のような検査方法はありませんから、病名を決める事はできませんでした。
しかし、西洋医学的な診断に基づかなくても、実際にいろいろな病気を治していました。
その中には、血小板減少性紫斑病もきっと多く含まれていたはずです。
漢方の治療の基本的な考えは、気血水の流れや、臓腑のバランスなどを調整する事によって、自然に病気を治す力をつけるというものです。
ですから、病気の種類というよりは、その人の気血水や臓腑の状態がどうなっているか判断する事が大切です。
体質に応じた漢方薬を選ばなければ、治療効果は出ませんから、一度漢方に詳しい
お店でよく相談してみてください。