投稿者 深谷薬局養心堂
回答先: 多嚢胞性卵巣症と高プロラクチン血症 投稿者 kinさん
多嚢胞性卵巣症に対しては、西洋医学と漢方では考え方が違います。
西洋医学は、妊娠希望でない場合はホルモン剤でとりあえず生理をおこします。
妊娠希望の場合は誘発剤で排卵をおこします。
それでも排卵しない場合は、ラパロ(腹腔鏡)で卵巣の表面に穴をあける手術などを行います。
これに対して、漢方は体質改善をして、自分の力で自然に排卵出来るようにする方法です。
排卵まで少し時間がかかりますが、体の為には良い方法です。
妊娠希望の場合で、クロミッドだけで簡単に排卵している場合はしばらくは漢方は無くても良いかも知れません。
ただ、クロミッドでもなかなか排卵しない場合やしばらくクロミッドを続けても妊娠しないような場合は、ぜひ漢方薬を併用してみて下さい。
また、今は妊娠希望でなくて、将来の妊娠の為に体質改善をしておきたいような場合にも漢方薬はお勧めです。