投稿者深谷薬局養心堂
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ちょっと気になるのが、これらの漢方を選んだ漢方的な根拠があるかと言う事です。
「この症状にはこれ」というような使い方ですと、体質にあわない事があります。
例えば牛車腎気丸は附子、桂枝など体を暖める成分が含まれています。
湿熱といって、体内に熱がこもっているような体質の方が長期間飲むと湿熱がさらに多くなり、炎症をおこしやすくなります。
肝機能に影響するかは解りませんが、にひぎとか吹き出物が出る事はあります。
また、全体的には乾かす性質のものが多いので、陰虚体質といって潤い不足の人も長期間飲むと体が渇きすぎるかも知れません。