深谷薬局 養心堂

漢方薬局 深谷薬局養心堂

Re: 副作用



投稿者 養心堂
回答先: 副作用 投稿者 しゅう
漢方薬は病名だけでなく、体質を考慮して選ぶ必要が
あります。
例えば、精子の数が少ない、運動率が少ないという事だけで、薬を決める事は出来ません。
漢方的に、病気を起こしている、体質や原因を考える事が必要です。

精子の数や運動率の低下を起こす場合、考えられる体質や原因を少しあげてみます。

淤血と言って血液のよごれが原因の場合。
湿熱とか痰湿といって、食事などの毒素がたまっている場合。
気滞といって、ストレスが多い場合。
血虚といって、血液の不足。
気虚とうエネルギー不足の場合。
陽虚といって、体を温める力の不足。
陰虚といって、体の栄養液の不足。

さらには、どの場所でそれが起こっているかという、臓腑も考える必要があります。
これらの組み合わせを考えると、一口に精子の数や運動率の改善の漢方薬といっても100種類くらいの組み合わせになってしまいます。

その中で、どれが良いのか、どの組み合わせがいいのか
選ぶとしたら、やはり漢方に詳しいお店などて直接相談
するのが一番でしょう。

漢方薬は体質改善です。
体のバランスを取る働きがあります。
しかし、何でも飲めば良いというものでは有りません。
間違った薬を飲めば、いろいろな悪い症状が出てしまいます。

精子の産生には、亜鉛が必要と言われています。
亜鉛を沢山含んだ、蟻の錠剤のイーパオというものが
あります。
これは、薬ではなく、健康食品です。
こちらは、体質は関係なく使用する事が出来ます。




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