投稿者深谷薬局養心堂 抑肝散加陳皮半夏は肝の気の流れを改善するもので、体質改善的に比較的長期間使う事が多いものです。
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甘麦大棗湯は小麦、大棗(なつめ)、甘草から構成されていて、薬というよりは食品です。
今から2000年前に作られた処方で、女性が泣いたりわめいたりして、時々あくびをするのに用いると書かれています。
成分からみてあまり強い薬理作用は無いと思います。
甘いものは気を緩めるという作用があります。
当時は甘いおかしなど手に入らない時台でしたから、効果があったかも知れません。
抑肝散を長期間飲んだ場合の変化は、体質や状態によって違います。
体質にあっていれば、長く飲んでも落ち込んだりやる気がしなくなるという事は無いでしょう。