投稿者 深谷薬局養心堂(あんずむら)
回答先: 枸菊地黄丸 投稿者 けんじ
肝腎陰虚があり少しのぼせがあるような場合は、杞菊地黄丸が一番適しています。
杞菊地黄丸は、六味丸に菊花と枸杞子を加えたものです。
枸杞子は肝を丈夫にします。
また菊花も肝経に入り、諸薬を目に運んだり、清熱解毒などの作用があります。
自律神経、ホルモンバランスなどは、肝の気の流れと関係しています。
ただ、杞菊地黄丸は肝の陰を補う力はありますが、気の流れを調整する作用はあまりありません。
ただし、肝の気の流れの基礎は肝の陰と陽にあります。
ですから、肝腎陰虚の体質ならとても効果があるはずです。