投稿者 深谷薬局養心堂です。
回答先: 妊娠中のヨクイニンについて 投稿者 むー
ヨクイニンは、原則として妊娠中も飲んでもかまいません。
一部の人は、イボをとる働きがあるので、胎児もある意味で寄生物なので
ヨクイニンは良くないと言う人がいます。
しかし、根拠はありませんし、ヨクイニンを飲んで流産したという話は聞きません。
また、ヨクイニンはハトムギとして、多数の妊婦の方が飲んでいます。
ですから、安全性は確立していると言えます。
ただし、大量に飲むのは、控えて下さい。
ヨクイニンとはと麦は同じ物です。
ハトムギの皮をむいたものがヨクイニンです。
はと麦茶の場合は皮付きのものと、皮をむいた物があります。
皮をむいた物ですとヨクイニンと同じです。
実は同じ物が食品になったり医薬品になったりするものはかなりあります。
食品 医薬品
どくだみ 十薬
くちなし 山梔子
なつめ 大棗
甘草 甘草
ハブ茶 決明子
など、多数あります。
医薬品の場合は効能効果と同時に、用量と用法が記載されていて、用法用量を
守って正しく使って下さいという注意書きがあります。
これに対して、食品は効能効果や用法用量を記載する事は出来ません。
自由に好きなだけ食べて下さいという事になっています。
これは、管理する法律が違う為です。
同じ物なのに表示が違うのは消費者にとって好ましい事ではありません。
ハトムギは量に制限は無いがヨクイニンは用量を守ってという矛盾が出てしまいます。