投稿者 深谷薬局養心堂(あんずむら)
回答先: 婦宝当帰膠 投稿者 トラ
地黄は、補血作用もありますが、補腎作用があります。
これに対して当帰は補血作用が強く、腎よりは肝に働きます。
また当帰は暖める作用がありますが、地黄は暖める作用はありません。
地黄は人によっては胃にもたれる事もあります。
総合すると、四物湯は、腎と肝に入り、婦宝当帰膠よりは暖める作用は弱くなります。
婦宝当帰膠は、主に肝に入り、補血作用と暖める作用は四物湯より強くなります。
補血の作用が1番強いのが当帰、その次が地黄、芍薬の順になります。