投稿者 深谷薬局養心堂（あんずむら）
回答先: 日中眠くてたまらないのですが。。。 投稿者 あや
このような場合は、一番多いのが気虚による水滞です。
気虚の原因としてはやはり脾気虚が多いですね。
処方としては六君子湯を使う事が多いですが、五苓散と小建中湯の組み合わせでもかまいません。
五苓散と小建中湯の組み合わせは日本式の漢方ではよく使う組み合わせです。
脾虚が強く、口渇があまり無い場合は五苓散の代わりに苓桂朮甘湯を使う事も多いです。
加味逍遙散は肝鬱気滞がある場合に良く使います。
イライラとか、生理前の胸の張りなどの場合です。
同じ肝鬱でもめまいやふわふわ感がある場合は、抑肝散加半夏陳皮や半夏白朮天麻湯などもよく使います。
漢方薬は西洋医学と違い、相互作用のような考え方はありません。
漢方はその時の状態や状況によって使うものを決めていきます。
その時の体質や状態に応じて、使う処方のバランスと、使う量のバランスを考えます。