投稿者 深谷薬局養心堂
回答先: 参茸補血丸 投稿者 みき
高温期が15日あり、低温と高温の温度差もしっかりしているなら、低温期が短くてもあまり気にしなくて良いでしょう。
ただ、極端に短い場合、おりものが少ない場合などは、考えていく必要があります。
一般的には、体が温まると排卵は早くなり、冷えると遅くなる傾向があります。
ただ、それ以外にも気の流れも関係します。
気の流れは、簡単にはホルモンや自律神経のバランスの問題です。
気の流れが悪いと、排卵が早くなったり、また遅くなったりします。
気の流れる方向性も関係します。
気の流れは「昇降浮沈」を考えます。
昇は、気の流れが上に向かう事で、のぼせなどの原因になり、また生理の量が少なくなり、時に鼻血などが出る事もあります。
降は、気の流れが下に向かう事で、生理がだらだらと止まらなかったり、ひどいと子宮脱になる事もあります。
浮は気の流れが外に向かう働きで、この働きが強いと排卵が早くなります。
沈は、気の流れが中に向かう働きで、きの働きが強いと収斂作用で、排卵は遅くなります。
体が冷える場合は、参茸補血丸を使ってかまいません。
一度、それで様子を見て、それでもまだ排卵が早いなら、少し収斂作用のあるものを使ってみても良いかも知れません。
また、基礎体温を見ていないので、何とも言えないのですが、子宮と卵巣の周期が少しずれている場合があります。
例えば、内膜の剥がれが悪く、体温が下がってもなかなか生理にならない場合です。
この場合も、生理から排卵までの期間は短くなります。