投稿者 深谷薬局養心堂
回答先: 薬局を変えようか迷っています 投稿者 ゆう
漢方の場合、お店によって考え方ややり方が違う事がよくあります。
それはその人が今まで勉強して来た事や経験が違うからです。
どの方法が良くて、どの方法が悪いかという事は簡単には判断できません。
排卵しにくい場合は、2つの事を考える必要があります。
一つは、体の中に汚れが溜まっていて卵胞が膨らみにくく排卵しにくい場合です。
もう一つは卵巣の働きが悪くて卵胞がなかなか膨らまない場合です。
汚れが溜まっている場合は体を綺麗にする漢方薬が必要ですし、卵巣の働きが悪い場合は補うものが必要です。
周期療法は、どちらかというと、補うものを中心とした方法です。
ですから、まず周期療法が適しているか判断する事が大切です。
周期療法を行う場合、排卵しにくい場合は、低温期が非常に大切です。
ですから、当店の場合は低温期の初期に高温期のお薬を使う事はありません。
生理が来たら、生理期から低温期のものに切り替えます。
残ってしまった高温期のものは、高温期になってから使います。
このようにすれば、無駄も出ません。
妊娠は運もありますから、体調が良くても、半年、1年妊娠しない事はよくあります。
ですので、どのあたりでお店を変えるかは、難しい判断になります。