投稿者 深谷薬局養心堂(あんずむら)
回答先: 教えてください。Re: 心房細動・狭心症・心筋梗塞 投稿者 ゆう
田七は、冠元顆粒よりも血を綺麗にする力と、血流を改善する力は弱くなります。
ただ田七は止血作用、鎮痛作用、粘膜の保護作用などがあります。
また性質が平性(あたためも冷やしもしない)ので体質に関係なく広く使えます。
冠元顆粒は温性であたためる性質があります。
血流を改善する力はとても良いのですが乾かす性質があり陰虚というような体質には単独でなく滋陰のものと併用する必要があります。
陰虚があるかどうかは、中医学専門の人に判断してもらう方が良いでしょう。
血液がさらさらになる事は出血しやすくなる分けではありません。
固まるべきものは固まる、固まってはいけないものは固まらないという作用があります。
丹参は冠元顆粒に含まれています。
ただ丹参だけ飲んでも効果はあまりよくありません。
中性脂肪、悪玉コレステロール、冠状動脈の痙攣に、体質に関係なく誰でも使って必ず効果があるというものはありません。
やはり体質に応じて、中医学的な原因を考えて漢方を選んでいく事が大切だと思います。