投稿者 深谷薬局養心堂です。
回答先: 教えてください 投稿者 マロ
漢方には、本治と標治があります。
本治は病気の本質を改善するもので、慢性病では体質改善となります。
標治はとりあえず症状を軽くするものです。
急性病のように短期間で自然に治る可能性があるものは標治を主にしても良いですが、
慢性病の場合は、やはり体質改善として本治を主にして下さい。
標治のものは確かに速効性があり、爽快感もありますが、病気の本質を治療していませんから効果は一時的です。
速効性ばかり追いかけていると、何を治療しているかわからない状態となり、いつまでたっても体質改善が出来ません。