投稿者 深谷薬局養心堂(あんずむら)
回答先: 自立神経失調 投稿者 こめこめっこ
桂枝加龍骨牡蠣湯は、気を補う働きありますが、血を補う働きは殆どありません。
逍遥丸は、血を補う働き、気を補う働きがあります。
ただ、血を補う力は婦宝当帰膠よりは弱いですし、気を補う働きは補中益気湯や香砂六君子よりは弱くなります。
どちらも自律神経に使いますが、働きはかなり違います。
桂枝加龍骨牡蛎湯は、心の気を補う働きと、腎を収斂させる働きがあります。
動悸とか、不眠、多汗によく使われます。ホルモンのバランスを整える力はあまり無いので婦人科疾患などに単独で使われる事は少ないものです。
星火逍遥丸は、自律神経を整えるだけでなく、ホルモンのバランスを調整します。
特に肝の部分を改善します。
ですから、婦人科疾患によく使われます。
動悸、不眠症、ノイローゼなどに対しては少し効果が弱いでしょう。