投稿者 深谷薬局養心堂
回答先: かゆみ 投稿者 みどり
外陰部の痒みといっても、色々な原因があります。
例えば、
湿熱 汚れた水に熱がこもった状態
血熱 血の汚れに熱がこもった場合
淤血 血液の汚れ
痰湿 汚れた水、脂、繊維など
血虚 血の不足
気虚 エネルギー不足
陰虚 潤いや栄養液の不足
陽虚 暖める力の不足
などがあります。
それぞれのタイプで、またさらに体質、状況によって、もう少し細かく分類してお薬を決めていきます。
麦味地黄丸は、陰虚の中でも肺腎陰虚というタイプに使います。
生殖器は腎との関係が深く、皮膚は肺との関係があります。
皮膚に潤いが無く、カサカサと乾燥して痒い場合で、腎の不足などもある時に麦味参をつかいます。